財団法人立川市地域文化振興財団 インタビュー
■jazz*classic’09 バレンタインコンサート (2009年2月) 
財団設立20周年記念企画事業
ジャズでクラシックが抜群に楽しくなった!!
jazz*classic‘09 バレンタインコンサート
XUXU+山下洋輔+ぶらん・え・ぶらん
出演者インタビュー

XUXU(しゅしゅ)       山下洋輔            ぶらん・え・ぶらん 
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〜コンサートの聴きどころ〜

      クラシックは難しいと思っている方がたくさんいらっしゃるようですが、 
     今回は気楽に聴きに来て下さい。華やかに女性がいっぱいです。
     誰もがご存じのクラシックの名曲を、ちょっとジャズっぽい感じで、
     しかも、全く違う3種類の音色で楽しんでいただけます。
     ヴィブラフォン2台で奏でる音はまるでオルゴールのようです。
     "ぶらん・え・ぶらん(絵里&史子)"がやわらかな癒しサウンドを
     お届けします。次に"山下洋輔"のピアノソロ。これは重量感ある
     感動の大作です。3種目はアカペラです。"XUXU(しゅしゅ)"の
     アカペラは、きっと、びっくりだったりおもしろかったりです。
     最後は"XUXU"と"山下洋輔"で何が飛び出すやら、おしゃべりと
     楽しい競演、お楽しみ下さい。



●コンサートで心がけている
ことは?

絵里(ぶらん・え・ぶらん)
  お客様と一緒に楽しい時間を過ごせればうれしく思います。
史子(ぶらん・え・ぶらん)
  お客様と一体になれるステージを作ること。
山下洋輔
  一番好いコンディションの姿を見てもらえるようにカウントダウンしていきます。
yuki(XUXU)
  お客様とステキな時間を作ること。
yumi(XUXU)
  歌は楽しく心はゆかいに!
asuka(XUXU)
  歌を通じてお客様と対話したいので、自然体でいられるように心がけています。
noriko(XUXU)
  一人でも多くのお客様に、元気パワーをお送り出来るように、楽しんで&喜ん
  でもらえるように、自分も楽しく歌う。

最近、感動した出来事は?


絵里(ぶらん・え・ぶらん)
  近所の海岸沿いを車で走っていたところ、イルカのジャンプに遭遇しました。
史子(ぶらん・え・ぶらん)
  最後まで力一杯生きるセミの姿。
山下洋輔
  少し前ですが、XUXUのメンバーの母校でもある国立音大のニュータイド・ジャ
  ズ・オーケストラが2008年のヤ  マノ・ビッグバンド・コンテストで優勝したこと
  です。顧問をやっていて皆の努力を知っているので、我が事のよ  うに嬉しか
  ったです。
yuki(XUXU)
  三歳の息子に「ハッピーバースデー」を歌ってもらったこと。
yumi(XUXU)
  セミの羽化。
asuka(XUXU)
  お客様から「あなたが笑えばみんな幸せ」という絵手紙をいただき、とても心に
  響きました。
noriko(XUXU)
  祖父のお葬式が心温まるものだったことと、その翌日に甥っ子(弟の子供)が生
  まれたこと。


●多摩地域(または立川)での思い出話などありましたら、教えて下さい。

絵里(ぶらん・え・ぶらん)
  私が立川で暮らしていたのは、モノレール工事が施工され駅周辺が大きく
  変化していった頃。とてもワクワクしたのを覚えています。
史子(ぶらん・え・ぶらん)
  立川駅から玉川上水までモノレールが通ってなく渋滞に巻き込まれたり、
  あの道のりを歩いたり・・。免許を取って買った最初の車も立川の車屋
  さんです。沢山の思い出が詰まっている場所です。
山下洋輔
  五日市街道の砂川四番にある阿豆佐美神社は「猫返し神社」とも言われ
  ますが、そうなるきかっけに関われたのは、一生の思い出です。
yuki(XUXU)
  ずっと国立市在住でしたので、幼い頃ピアノの発表会でアミュー立川の小
  ホールの舞台に立ったり、国立音大時代、立川駅近くのファーストフード
  店でバイトしていたり、友人ともよく遊んだり、私にとっては故郷といえる
  大切な所です。
yumi(XUXU)
  立川駅近くの某百貨店で店内案内係をしていました。
asuka(XUXU)
  クリスマスに昭和記念公園にで歌わせていただいたのですが、美しい夜景
  とはうらはらにマイクが氷のように冷たくて、震えながら歌いました(笑)
noriko(XUXU)
  立川の駅ビル、ラーメンイベントで歌ったことがシュール過ぎておかしかった。

●自分の楽器の好きなところとその魅力は?

絵里(ぶらん・え・ぶらん)

  特に音色の美しさを気に入っています。
史子(ぶらん・え・ぶらん)
  色々な姿に変化ができるところ。
山下洋輔
  自分の表現の全てを託せる長年のパートナーなので、もう好き嫌いは超越し
  て一心同体ですね。
yuki(XUXU)
  声の持つ魅力、その時々の空気を振動させて、いつも新しい音を聴くことがで
  きることでしょうか。
yumi(XUXU)
  カラフルな音色。
asuka(XUXU)
  可能性が無限なこと!!メンバーとお客様の呼吸が合ったときの、心地よさ
  は最高です♪
noriko(XUXU)
  昔、自分の声は悪いと思い込んで(ハスキー過ぎたため)、大学2年生になる
  まで人前で歌ったことがなかった。ゆえにまだいまだに「わ〜、私って、こん
  な歌声が出せるんだぁ♪」と発見出来る楽しさが最高!地声で歌い続けた
  い!!

●お客様にメッセージを。

絵里(ぶらん・え・ぶらん)

  会場でお会いできるのを楽しみにしております。
史子(ぶらん・え・ぶらん)
  短い時間ですが楽しんでくださいね!本当にありがとうございます。
山下洋輔
  今回共演するXUXUの魅力の虜になってください。あ、私も頑張ります!!
yuki(XUXU)
  アカペラを続けて8年、「声」の持つエネルギーって本当にすごいと思うので
  す。4人の声のぶつかり合い、よりそい合う「力」を、感じて頂きたいです。
yumi(XUXU)
  学生時代から憧れのアミュー立川で歌うことができる喜びをかみしめながら、
  皆様に 120パーセントのxuxuサウンドをお届けできるよう頑張ります!
  どうぞお楽しみに!!
asuka(XUXU)
  声は一番身近な音だと思います。そんな声の持つ面白さ、可能性、美しさな
  どを感じていただけたらと思います。
noriko(XUXU)
  私の歌で、私達の歌声でxuxuのステージを体感して、元気を持って帰って下
  さい!!

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■XUXUプロフィール                     ページTOPへ         
XUXU (しゅしゅ)
 --yuki-yumi-asuka-noriko--
 a cappella

世界に2つと無いアカペラグループ。高度なヴォイス・パフォーマンス達成の為、長期間の訓練を乗り越え、2001年に現在のメンバーが固定。
XUXU(しゅしゅ)というポ ルトガル語のユニット名で、クラシック/ジャズ/ポップス、前代未聞の3ジャンル(アルバム3枚)同時発売でCD-デビュー。XUXU語と称する独特のスキャットで世界的にも唯一無二の"XUXUサウンド"を確立。
その後パワフルにニュー・アルバムを続々とリリース。「か・れ・は」でジャズ界に大旋風を巻き起こし、世界の巨匠ピアニストを声で表現した「ピアニスツ」ではスイングジャーナル選定ゴールドディスク受賞。その後、広く語りかける「ねぇ、」に続き、XUXU流ビートルズ集「ザ・ビー」をリリース。そして、クラシックの名曲をジャズアレンジした「アカペラ協奏曲第1番作品23」をリリース。初めてウッド・ベース川本悠自をむかえてまた新たなサウンドを披露。
2007年6月、日本人で初めてパリのジャズ・フェスティバル"Touches de Jazz"に出演。日本の間(ま)を取り入れたXUXUサウンドは大反響を呼んだ。
スイングジャーナル誌人気投票ボーカルグループ部門5年連続1位。

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■山下洋輔プロフィール                  ページTOPへ              
山下洋輔
(Yosuke Yamashita)
 piano

69年、山下洋輔トリオを結成、フリー・フォームのエネルギッシュな演奏でジャズ界に大きな衝撃を与える。内外の一流ジャズ・アーティストとはもとより、和太鼓やオーケストラとの共演など活動の幅を広げる。
88年山下洋輔ニューヨーク・トリオを結成。国内のみならず世界各国で演奏活動を展開する。
99年芸術選奨文部大臣賞(大衆芸能部門)、03年には紫綬褒章受章。
2000年に発表したピアノ協奏曲「即興演奏家の為のエンカウンター」を、佐渡裕の指揮により04年にイタリア・トリノで、05年にはNHK交響楽団と再演した。
06年3月オーネット・コールマンと共演。11月特別編成のビッグバンドによるDVD『ラプソディ・イン・ブルー』リリース。07年2月セシル・テイラーとデュオ・コンサート開催。
08年1月、佐渡裕指揮の東京フィルハーモニー交響楽団と「ピアノ協奏曲第3番<エクスプローラー>」発表。3月ニューヨーク・トリオ結成20周年記念アルバム『トリプル・キャッツ』リリース。
母校国立音楽大学、名古屋芸術大学の客員教授を務める。多数の著書を持つエッセイストとしても知られる。
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■ぶらん・え・ぶらんプロフィール           ページTOPへ 
ぶらん・え・ぶらん--絵里-史子--
(blanc et blanc) 
vibraphone duo

世界屈指の男女2人のヴィブラフォン奏者によるヴィブラフォン・デュオ "ルージュ・エ・ノワール(赤と黒)" 、そしてそのユニットの日本人の女性だけ版としてプロデュースされたのが "ぶらん・え・ぶらん(白と白)" である。
そこに抜擢されたのが絵里。先ずは絵里の一人二役によってアルバム制作がなされ「ライムライト / 絵里」がリリースされた。斬新なサウンドプランにもかかわらず美しいサウンドが生まれ、スリリングなインタープレイによって心地よさが生まれた希有なケースと賞された。
ヴィブラフォンを2台だけにしたミュージカル・ディレクションの根源は、ヴィブラフォンの音色や残響など楽器の持つ特徴を引き出し合い抑え合うことによって、オルゴールに似たサウンドを導き出したところにある。そして、オルゴールの音色は誰もが好み、そして人が奏でることによってのアコースティック感は何倍も美しさに寄与しているということ、つまり、心地よさの固まり(アコースティックだからこその癒し)が生まれたのである。アコースティック・オルゴール・サウンドとでも言おうか。
ライブにおいては、その心地よさに華やかさを加え、女性だけの、舞うようなステージ、絵里&史子によるヴィブラフォン・デュオ "ぶらん・え・ぶらん" は、日本においても当然唯一無二である。

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